いやぁ、石川健治先生が、「安倍政権によるクーデター」と言うとは、驚きです。
「民主主義破壊」とか「数による暴挙」という言葉ならまだしも、「クーデター」という言葉を用いるとは、やっぱり、驚きです。
ちなみに、石川健治先生は、
「現代憲法学の鬼才」(西原博史)とも評される[3]。学部時代、政治学者の篠原一のゼミに所属していた頃に憲法学者を目指すように薦められ、卒業後直ちに助手に就任し樋口陽一に師事する。(Wikipediaより)
「現代憲法学の鬼才」 だと。
鬼才とは、
人間とは思えないほどの鋭い才能(goo辞書より)
ということなんですが、私には、わかりません。
でも、私の印象は、石川健治先生の論文を読んでも「さっぱりわからない」ってことだけ覚えていて、石川先生の論文は意識的に避けています。
だって、カール・シュミットの云々とか言われてもカール・シュミット自体、知らないし。何が、問題で、何を言いたいのか。ここまでくると、石川健治アレルギーですよ。蕁麻疹は出ませんが。
で、クーデターの話。
石川先生は、その理由として
安倍政権が、憲法を改正しないまま、長年にわたり憲法によって禁じていると解されてきた集団的自衛権を容認する法解釈と法整備を強行したことによって、「法秩序の連続性が切断された」と考えられるから
と説明しています。
本来なら、憲法を改正して、という手順が、96条改正も国民の支持が得られず頓挫して、そして国民を置き去りにしたまま、閣議決定による憲法解釈の変更、内閣法制局長官の人事、そして、与党のみで、衆議院で安保法制を可決してしまったと。
続きは、映像を観てください。
【ダイジェスト】石川健治氏:あれは安倍政権によるクーデターだった - YouTube