隔地診療緩和の記事を読みました。わたしのような患者は、いちいちクリニックに足を運ばなくてもいいですから、早く実現して欲しいですね。
症状を伝え、血圧を計るだけ
内科は、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症なので、風邪でも引かない限り、通院する時間がもったいないんですよね。あと、待ち時間も。
一ヶ月おきなんですが、話すことは、「もっと運動して」「やせなさい」で、血圧を測るだけなんですよね。
血圧なら、自宅で毎日計れば良いですし、体重も同様にすれば、自己管理が今以上にうまくいくと思います。
で、半年に一度、採血検査のために通院すれば、良いですから、これほどいいことはありません。
精神科は、症状を伝えるだけなので、医師が認めれば隔地診療でも充分やっていけます。
わたしの場合は、電車で都心部に通院しているのでなおさらです。診断書は郵便で、処方箋はFAXでOKですよね。
往復、約一時間半、節約できます。あとは、交通費もね。これが、一番かな。
薬局を一つにまとめられる
お薬手帳を持っていますから、複数の薬局でもかまわないんですが、できれば一つにまとめたいところです。薬局に行く手間も省けますし。
わたしとしては、Edyを使えなくなるのと、マツモトキヨシのポイントが貯まらなくなるのですが、時間と交通費を考えれば全然、問題ないですよ。
仕事で受診できないのは問題
ただ、記事を読んでいて気になったのは、サラリーマンが、仕事が忙しくて受診する時間がないというのは問題ですよね。
これを、主たる理由に挙げるのであれば反対ですね。それなら、まず、病気なら受診できる環境をつくるべきですよ。要は、「休ませろ」ということ。
また、生活習慣病なら、仕事との関連性も否定できないので、やっぱり、仕事の環境を変えるべきですよね。
あくまでも、隔地診療の主眼は、「患者の負担を減らす」ことで、そのために仕事量をこなすのであれば、本末転倒になりますから。
ただ、「どうしても」という時がありますから、その辺は難しいですよね。隔地診療の導入に慎重なのは、そのことがあるのでしょうか。わたしには、よく分かりません。
隔地診療が実現しても、受診しない人は、受診しませんよ。なので、最終的には、政府が好きな「自己責任」の世界に突入していきます。これだけ、環境をつくってやったんだぜ、とね。
わたし的まとめ
お年寄りや、身体の不自由な人が、通院する負担が減ればいいのですが、ネット環境などが整っていないと話になりません。なので、この辺をどう解決するのかが、今後の課題になるでしょう。
都心部なら、比較的交通の便はよいので、隔地診療といっても、ビビッとこないかもしれませんが、地方では需要があるんじゃないでしょうか。
そうなると、やっぱり、通信手段をどうするのか、ですよね。
早くも、スマホなどのアプリ開発に取り掛かる現状を見ると、結局はそこなのか!と思ってしまいます。