私は、集団行動が苦手です。というか、嫌いです。
社会生活を送っていると、どうしても、集団行動に参加する場面が出てきます。
学校や会社は、典型事例ですね。
学校では、いっせいに、授業が始まり、終わる。授業だけならいいんですが、遠足とか、様々な行事があります。会社も同様、一つの目標に向かって、「一致団結」なんて、ざらにあります。
これまでは、他人の目を気にして、参加してきましたが、もう限界です。
まあ、自分がやりたいことと一致していれば、全然、問題はないんですけど。自分の意に反して続けることほど、苦痛なものはありません。
Facebookのグループなら、気軽に参加でき、退会できる
「俺たち、早起き賊!」
私が、最初に参加したのは「俺たち、早起き賊!」です。
「早起き」いうと、「暗い時間に起きて」というイメージですが、全然、違うんですよ。
一人ひとりの「早起き」がある。例えば、4時の人もいれば、7時の人もいる。つまり、個人個人の「早起きの時間がある」んですね。
自分の「早起き」を、自分で決めて、朝起きたら「今日は、5時起床。これから、朝活に向かいます」なんて、グループに投稿するだけ。そうしたら、グループの仲間が、「いいね」を押す。こんな感じです。
誰にも、強制されずに、自分のペースで、早起きすればいいし、参加すればいいんですよ。
私は当時、早起きをして、ウオーキングをしていました。でも、早起きって、結構、辛いんですよね。自分との闘いです。
このグループに参加することによって、見ず知らずの人が、自分の投稿を見て「いいね」を押してくれるんですよ。これが、励ましにもなって、早起きを続けられるようになりました。最近は、ご無沙汰していますが。
でも、誰からも、何も言われないんですよ。例えば、「裏切り者」とかね。
完全に自分のペースで、気が向いたら投稿すればいいんですよ。
「ビッグイシューオンライン・コミュニティ(α)」
つい最近、参加したのは「ビッグイシューオンライン・コミュニティ(α)」です。
「ビッグイシュー」という雑誌を、ご存知の人が多いと思います。ビッグイシューは、ホームレスの人が自立できるように、支援をしているんですが、ホームレスだけではないことを、このグループに参加して、知りました。うつ病やLGBTなど、様々な背景を持った人たちも支援しているんですよ。
ビッグーシューは、「ビッグイシューオンライン」もあって、編集長は、プロブロガーのイケダハヤトさんです。
で、もっと多くの人にビッグイシューを知ってもらいたいのと、各地に点在している同様の問題意識を持った人たちが、参加できるようにと「ビッグイシューオンライン・コミュニティ(α)」が、Facebookグループとして試験的に作られたんです。
ここに参加して、ホームレスの自立だけでなく、フットサル大会など、イベントを行っていることも知りました。いやあ、世の中のことは結構、知っていると思っていたんですが、知らないことが多いのを実感しました。
グループを通じて「交流」でき、「友達」になることも
私は、この他、複数のグループに参加していますが、「単に投稿を見るだけ」から、「自分の問題意識を投稿」して、グループのメンバーと交流したりしています。
人のつながりは、面白いもので、連鎖的に広がっていくんですよ。私は、「俺たち早起き賊!」に参加している人を通じ「朝活」に参加することで、「友達」が増えていきました。友達の友達は、みな友達、って言う訳ではありませんが、他人に強制されることなく自分のペースで参加すればいいんですよね。
今は、ほとんど引きこもっていますが、時々、メッセージがきます。
「お元気ですか」「あせらず、ゆっくりとね」とか、その人なりの気持が伝わってきます。
リアルな友達やグループは「ちょっと、ためらう」人も、Facebookのグループなら、他人を誹謗・中傷しない限りは、「うまくやっていけます」。
自分にあったグループを見つけて、気軽に参加してみることを、おすすめします。