スパゲティー(3〜4人分)をプロっぽく、簡単にできる「ひと工夫」のご紹介。

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つけ麺は大好きですが、スパゲティーも大好きです。まあ、麺類が好きってことですね。先日、元料理人から聞いたスパゲティーをつくる際の「ひと工夫」を教えていただいたので、ご紹介します。

「ひと工夫」を言ってしまえば、ソースとゆでた麺をからめるのに、フライパンではなく、ボールを使うってことです。

材料

トマト 1〜2個

ベーコン(ブロックが望ましい) 適量

にんにく 適量

鷹の爪 適量

オリーブオイル 適量

スパゲティーの麺 320グラム(1人分を80グラムとして)

塩・コショウ 適量

お好みに合わせて、調節してください。

つくり方

大きめのお鍋にスパゲティーを茹で始める。茹で時間は、スパゲティーが入っていた袋に記載されている時間を参考にしてください。

フライパンにオリーブオイルを適量注ぎ、弱火で、スライスにんにく、鷹の爪を焦げないようにじっくりと「揚げる」。ざく切りにしたトマトと、適当な大きさに切ったベーコンをフライパンに入れ炒める。この時に、塩とコショウを入れます。

ベーコンに火が通り始めると、にんにくとベーコンの香りが部屋中に広がります。

だんだんとトマトの形がくずれてきます。トマトの形は気にしないで、そのまま、中火か弱火で煮ます。麺の茹であがり時間の少々前に、ゆで汁をフライパンに適量入れます。少し時間が経つと、ゆで汁とオリーブオイルが馴染んできますので、軽く、混ぜてください。これで、ソースは出来上がりです。まだ、スパゲティーの麺が茹であがっていない時は、冷まさないように弱火で温めておきます。

スパゲティーの麺が茹であがったら、ザルに入れて、お湯をキリます。

ここからが「ひと工夫」

麺をボールに入れ、フライパンで温めておいたソースも入れます。麺にソースが絡まったら、出来上がり。あとは、お皿に盛り付けて「いただきます」です。

なぜ、フライパンではなくて、ボールなのか

わたしは、今までは、ゆでた麺をフライパンに投入してソースと混ぜ合わせていました。そうすると、麺の量が多いので、混ぜ合わせるのに時間がかかるんですよね。これが、スパゲティーの麺に影響して「膨張」するんですよ。つまり「湯で時間+混ぜ合わせる時間」の間、麺を温めているんです。

しかし、ボールだと新たに熱を加えることがありません。しかも、茹であがった麺はアツアツで、ソースもアツアツですから、冷たくなることはありません。食べるのに最適な温かさになるんです。

レトルトのソースにも応用できますので、一度、お試しください。