つけ麺は大好きですが、スパゲティーも大好きです。まあ、麺類が好きってことですね。先日、元料理人から聞いたスパゲティーをつくる際の「ひと工夫」を教えていただいたので、ご紹介します。
「ひと工夫」を言ってしまえば、ソースとゆでた麺をからめるのに、フライパンではなく、ボールを使うってことです。
材料
トマト 1〜2個
ベーコン(ブロックが望ましい) 適量
にんにく 適量
鷹の爪 適量
オリーブオイル 適量
スパゲティーの麺 320グラム(1人分を80グラムとして)
塩・コショウ 適量
お好みに合わせて、調節してください。
つくり方
大きめのお鍋にスパゲティーを茹で始める。茹で時間は、スパゲティーが入っていた袋に記載されている時間を参考にしてください。
フライパンにオリーブオイルを適量注ぎ、弱火で、スライスにんにく、鷹の爪を焦げないようにじっくりと「揚げる」。ざく切りにしたトマトと、適当な大きさに切ったベーコンをフライパンに入れ炒める。この時に、塩とコショウを入れます。
ベーコンに火が通り始めると、にんにくとベーコンの香りが部屋中に広がります。
だんだんとトマトの形がくずれてきます。トマトの形は気にしないで、そのまま、中火か弱火で煮ます。麺の茹であがり時間の少々前に、ゆで汁をフライパンに適量入れます。少し時間が経つと、ゆで汁とオリーブオイルが馴染んできますので、軽く、混ぜてください。これで、ソースは出来上がりです。まだ、スパゲティーの麺が茹であがっていない時は、冷まさないように弱火で温めておきます。
スパゲティーの麺が茹であがったら、ザルに入れて、お湯をキリます。
ここからが「ひと工夫」
麺をボールに入れ、フライパンで温めておいたソースも入れます。麺にソースが絡まったら、出来上がり。あとは、お皿に盛り付けて「いただきます」です。
なぜ、フライパンではなくて、ボールなのか
わたしは、今までは、ゆでた麺をフライパンに投入してソースと混ぜ合わせていました。そうすると、麺の量が多いので、混ぜ合わせるのに時間がかかるんですよね。これが、スパゲティーの麺に影響して「膨張」するんですよ。つまり「湯で時間+混ぜ合わせる時間」の間、麺を温めているんです。
しかし、ボールだと新たに熱を加えることがありません。しかも、茹であがった麺はアツアツで、ソースもアツアツですから、冷たくなることはありません。食べるのに最適な温かさになるんです。
レトルトのソースにも応用できますので、一度、お試しください。