「勉強」方法を少し変えてみました

「刑法総論の考え方・楽しみ方」(佐伯仁志先生・東京大学)の「因果関係」の章で、「挫折」し、さて、「どうしようか」と思っていたところ、「ハイブリッド刑法総論」(松宮孝明先生編・立命館大学)に出会いました。

ハイブリッド刑法総論

ハイブリッド刑法総論



一昨日から、読み始め、「手応え」を感じました。

文章が平易でわかりやすく、また、学説が複雑になっている部分については、その大元から、解きほぐして、「長所」「短所」も含めて併記されていています。

じっくり読めば、「なるほど」と思え、その瞬間がたまりません。

「因果関係」論もなんとかクリアして、苦手意識もなくなりました。

私は、普段は通読で、それも、主に通勤電車内で読むことが多いのですが、今回は、メモをしながら読んだことも良かったのではないかと思っています。

メモをして良いと思ったのは、その都度、振り返ってページをめくり、「キーワード」を探す手間を減らせたことですね。

必要があれば、その時点で書き加えるということにして、結果的に、自分なりの「読書ノート」になりつつあります。

今、思えば、「考え方・楽しみ方」も同様な読み方をしていたら「挫折」しなかったなと、思ってもみたり。

当面は、このスタイルで読書(勉強)をしようと思っています。