「嫌われる勇気」ーなかなかおもしろい

久しぶりに、おもしろい本に出会った。

知人から、その存在を教えてもらって読み始めたのだが、なかなか、おもしろい。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

心理学というか、哲学というか、どちらに分類されるかは別として、「哲人」と「青年」の対話形式で、構成されている。

 

話は変わって、私は、他人から嫌われるのは嫌だ。

だいたいの人が、そう思うだろう。

 

しかし、この本を読むと、「嫌われる」の意味が違い、他者との関係で、自分が自由になるための「嫌われ」というものが見えていくる。

 

そうなると、不思議と「嫌われてもいい」と思うようになる。ここでも「嫌われる」ということの意味が、個々人で違うことは言うまでも無い。

 

この本の基底にあるのが、心理学者であるアルフレッド・アドラーの考えだ。

 

フロイトユングと並ぶと言われる、アドラー心理学のエッセンスに触れる良い機会となると思う。