最近、よく目にするのが「武器輸出三原則緩和」って文字。
武器の輸出?
で、「原則」があるのって感じです。
なら、「例外」がある。
「平和主義」はどこへ。
憲法は政府が守るのだから、「民間」は守らなくてもいいってことなのか。
たぶん、そうなんだろうと思う。
でも、それって、ちょっと、違うんじゃないかな、と。
民間なら、武器を作ってもいいというのは、戦争の悲惨さを体験した日本の「モラル」に照らして、どうなのかと考えざるを得ない。
だって、武器は、人殺しの道具でしょ。
金儲けなら、武器を作ってもいいというのは、どうなんでしょうね。
しかも、日本国内では「武器」を使えないから、輸出するってのは、やっぱり、金儲け主義としか思えない。
で、その、原則を緩和するってのが、最近の話題。
政府の誰かは、「死の商人にはならない」って言ったらしいけど、どう考えても「死の商人」だよね。
人殺しをするための「商品」を売るんだから。
その商品の売り先を「広げる」ことが「緩和」ってことなら、すでに「死の商人」がその商範囲を広げるってことだから、政府の言い分は、説明にも、言い訳にもなっていない。
いくら、商売といっても、もう少し、作る商品と、売る商品を考える必要があるんじゃないでしょうかね。