昨日、安倍内閣は臨時閣議を開き、「国際平和支援法」「重要影響事態法」などを、閣議決定しました。
安倍首相は午後6時から、記者会見を行い、閣議決定された法案の主旨と目的について説明。
私は、直接、記者会見の模様を見ていません。というのは、SNS（TwitterやFacebook）での反応を見ていたからです。
「（法案は）これから議論されるんでしょ」「『護憲派』は思考停止」「戦争なんて起きるわけがないじゃないか」などなど。
これらには、もちろん、賛否両論があったわけです（あって当然です）が、今後の国会で、どう議論されていくのかに注目して欲しいなあ、と思いました。
そこで、今日は、簡単に国会での質疑の模様を見ることができる手順を紹介したいと思います。
それでは、参りましょう。
まず、私の立場から説明させていただくと、既存のメディア（テレビ、新聞）を信頼していません。なぜなら、「生」を伝えるのではなく、人が「手を加えた（編集された）」形で、報道するからです。
ですから、「生」を見るには、国会での質疑を見なければなりません。
はっきり言って、民放は国会中継をしませんし、NHKも「予算委員会」の一部だけを中継するだけですから。
先に挙げた意見は、個人の主観に基づいています。それは、既存メディアの影響も少なくないでしょう。希ではありますが、極度な「思い込み」もないわけではありませんが。
一度、国会の質疑を見てみてはいかがでしょうか
まず、衆議院のホームページにアクセスします。
そして、「衆議院インターネット中継」をクリックすると、下記の画面が表示されます。
で、「日本語」をクリックします。（右隣は、Englishです）
「今日の審議中継」で各委員会の予定を確認することができ、画面下では、「明日の中継予定」も表示されます。
画面右にはカレンダーが表示されていて、過去の中継を見ることも出来ます。
例えば、5月「8日」をクリックした場合が、下記の画面です。
「内閣委員会」「外務委員会」「国土交通委員会」の3件が収録時間とともに表示されました。
「内閣委員会」を選択した画面です。
「案件（審議している法案です）」「発言者一覧」「答弁者等」が、表示されます。
議員個人の質疑を見ることも可能ですし、「はじめから再生」をクリックすると全体を見るとこが出来ます。
日付等ではなくて会議名等での「検索」も可能
国政全般について見るのであれば、とりあえず「予算委員会」ですかね。
後は、「配信方法選択」するだけです。
すると、映像が流れはじめます。
以上、です。
まとめ
参議院では、ホームページの仕様が異なります。それぞれ独立・自立した「院」ですから。でも、基本的な操作は、さほど変わりません。
また、先に参議院から審議される法案もありますし、衆議院の審議をうけて、参議院での質疑というように、質疑の内容も変化しますので、あわせて、ご覧していただけると良いかと思います。
いずれにしても、私たちが投票して選んだ政党や個人がどのような立場で質問しているのかを直接、知ることは有権者としてとても大事なことです。
それらを踏まえた上で、「無責任」「思考停止」などと、発言されてはいかがでしょうか。
最後まで、お付き合いいただき、ありがとうございました。
