口を出すなら、金を出せ!子育ては、放ったらかしが一番。あえて言うなら、差別・偏見は許さないという姿勢が大事

我が家は、というか、私たち夫婦には、3人の子供がいます。

私、子供が好きなんですよね。特に、1〜3歳までの子が。しかし、うちの末っ子は、小学5年生。10歳です。可愛い時期は、過ぎ去りました。かといって、これから、妊娠・出産は無理です。

やりたことは、後押しする

東京だからなのか、全国的なのかはわかりませんが、小学校から塾に行くんですよね。塾に行かなくても、「進研ゼミ」などの教材を送ってくるパターン。そのどちらかに、関わることになるんですよ。多くの親が。

私は、小学6年生まで学童保育に行ってましたから、「塾」は中学生になってからです。それも、中学2年生の後半になってからですけど。

その経験からなのか、塾は、中学生になってから、それも、受験が視野に入ってから、という考えでした。しかし、世の中、変わりましたね。

長男が中学2年生になったら、「塾に行きたい」と。ほぼ、同時期に、次女が「公文に行きたいと」。それぞれ、気持ちを受け入れ、「塾」と「公文」に通い始めました。

テストの結果を気にしない。とにかく褒める

とにかく、テストが多いんですよ。中学、高校は、定期テストですけど、小学校は、小テストが多い。子供は、何点だったのかを強調するんですが、私は、点数は問題にしません。「すごいじゃん、30点も取れるなんて」と、まず、褒めます。

「これだけしか、点数を取れなかったんだよ」という時は、「わからないことが、わかったってことだよ。だから、次、わかるようにすればいいから」など、点数にこだわる子供に対して、角度を変えて視点を提供するんですね。

だって、自分が、小学、中学で、まともな点数を取れなかったのに、子供に、高得点を求めるのは間違っているから。

点数による比較対象から開放するってのが大事なんです。だから、答案用紙を見て、「すげーな、この観点」と感じたところは、褒めまくります。それが、一般的な観点でなくてもね。だって、それが、個性ですから。

「長男が塾に行きたい」と言った時は、ひっくり返った

長男は、高校受験を目指して、塾に行ってました。私としては、高校に入ったら、塾に行かないだろうと。

希望通りの高校に入学できたから、これで、塾から、当面、開放されるし、開放してもらわないと家計が持たない。そんな状況でした。ギリギリだったんですよ。

あー、これで、「月0万円浮くわー」と思っていたところに、長男が「塾に行きたい」だって。マジか!高校1年生で塾は、ないわな。

甘い甘い、どのような経過かわかりませんが、学年で1クラスの「特進クラス」に入ったとのこと。だから、塾に行かなければ、ついていけない、だって。キター、強迫観念。

で、塾に行くことにしましたよ。私は、ひっくり返って仰向け状態。脳内環境は、無茶苦茶。血液が逆流してます。

口は出しません。出すなら金を出します

私は、子供に対して、「勉強しなさい」とか、いっさい、言いません。何が好きなの?とかは聞きますけど、勉強のことについては、口を出しません。その代わり、選択肢を言います。

高校にも、通信制、単位制、高検だってある。大学も、通信制がある、などです。とにかく、私も含めて、既定路線が固定化していますよね。でも、勉強したいなら、決まった道はありません。日本でなければ、海外で探せばいいと。それだけです。私の収入には限界があります。だけど、その範囲内なら、お金は出します。でも、口は出しません。これが、私の考えです。

もし、口を出すとしたら

弱いものいじめや、差別は絶対に許しません。殴ることはしないでしょうけど、言葉で、叩きつけます。日本国内はもちろん、世界には、いろんな考えの人や、事情をもった人がいます。差別や様々な事情を持った人を区別するなら、親としてよりも、人として許せないからです。

幸い、このような意味で、親が危惧するよりも、健全に育っています。あえて言うなら、高校生の時に「日本国憲法」を勉強してもらいたいです。押し付けは、しませんけどね。

親としての役目は、ずいぶん小さいなと実感している、今日、この頃です。