他人と同調すると一見、「楽」ですよね。だって、「反」しないんだから。みんなの後をついていけばいいだけですし。考えることをしなくても済むんですよね。
でも、同調することが却って、「苦」になることもある。周囲に合わせようと必死になるんですから。
自分の意思と「反」することも許容しないといけない場面にぶち当たることも多々あることも事実です。
というか、個人個人の考えは違うから、むしろ、自らの頭で考え出すと「反」することのほうが多い。
でも、例えば会社という組織の中にいると、自分の意思を押し殺してしまうことに慣れてしまうんですよね。知らず、知らずのうちに。
これが、「普通だ」と。
でも、違う考えを持ち、行動すると「普通」でなくなる。
人生は一度きり
それで、「普通」に社会生活を送れるなら、それでいいじゃないんですか。安定してますし。
でも、そうでないと逆に「辛くなる」んですよね。
まあ、個々人の考えを尊重して、「同調」しなくても周囲がそれを認め、それで済むなら、それに越したことはありません。
でも、周囲が、認めない。さらに、プライペートにまで、口を出すとなると、話が変わってきます。
一度きりの人生に、そこまで口を出してもらわなくて結構なんですよ。優しさには、感謝しますが、じゃあ、私の生活を保障してくれるかっていうと、そうではありません。
なので、私は、基本、スルーすることにしました。
あなたのため=自分のため
よく、親が子供に対して、「勉強しなさい」とか言いますよね。子供が反論すると「あなたのため」だって。でもそれって、子供のためではなくて、「自分が安心する」ために使われることが多いんですよ。
仕事でも、「あなたのことを思って」とよく言われるんですが、「あなたのことを思って」って、一体、私のなにがわかるんでしょうか。結局、会社や組織のためなんですよね。もちろん、そうでない場合もありますし、すべてに当てはまるわけでもありません。
組織人としては失格
これまで、私は、自分でいうのもなんですが、「従順」でした。
周りの目を気にして、常に、周囲に気を使いながら行動してきました。しかし、もう、疲れてしまったんですよね。(本当の意味で)自分の頭で考えだしてからは。
集団生活(集団行動)に向いていないなって、気づいたんです。組織人(会社員)としては失格です。
まあ、それでいいんじゃないんですか。
そのような生き方も、一つの選択肢ですし。簡単に言うと、「頑張る」方向を変えました。
これからは、気の向くままに生きていきます。嫌われても、いいじゃないですか。