審議に必要な資料を提出しないまま、審議を打ち切るのはあまりにもひどすぎる

昨日、安保法制特別委員会での審議の模様をインターネットで視聴していました。

与党は、審議を打ち切り、採決するとのこと。

資料が提出されていない

審議が尽くされたのかどうかは、人によって、受け止めが違うので、あれこれ、言いません。しかし、私は、審議が尽くされたとは、到底、言えません。

昨日の委員会質疑を観ていて驚いたのは、委員が提出を求めていた資料が、未だ提出されていないこと。愕然としました。

いや、提出は、されていたんですよね。黒塗りの資料が。

政府が、委員の求めに応じて資料を提出するのは、審議に不可欠です。

審議時間云々を言う、以前の問題です。

委員長は提出すると言ったが、審議を打ち切り

委員長は、資料を提出すると言いました。だったら、資料が提出されて、さらに、審議を続けるべきです。

でないと、とても、審議が尽くされたとは、言えません。

しかし、委員が、資料が提出されてさらに審議が必要だから、17日(金)に委員会を開くべきだと言いましたが、それに応えることなく、審議を打ち切ったのです。

で、「強行」採決。

あまりにも、ひどいやり方です。

委員会質疑の軽視も甚だしい。いや、国会軽視。国民無視と言った方が適切でしょう。

これが、政府と与党のやり方なんですよね。残念ながら。

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Posted by あかみね政賢 on 2015年7月15日
選挙で多数を得たからといって、このようなやり方は、許される行為では、ありません。