わたしは、子どもの勉強(成績)に口出ししません。親のどちらかが、口出しすればいいんですよ

我が家は、子どもが3人。高校一年生、中学二年生、小学五年生です。

わたしは、子どもの勉強(成績)や進路について、口出ししません。口出しする役割は、妻が担っています。が、妻も、基本的に口出ししませんけど。

やりたいことは、させる主義

まず、学校の授業で何を習っているかを知りません。理解できずに、聞きに来たときだけ、教えてあげる程度なんですよね。

「塾に通ったら」とかも、言いません。でも、子どもが「塾に行きたい」と言ってくれば、その気持ちとやる気を尊重して、行かすようにしています。

高校一年生の長男は、中学生の時から通っている塾へ。高校受験が終わってから、一度、やめました。でも、高校の「特進クラス」に入ったのをきっかけに、「また、行きたい」と。

小学五年生の次女は、公文に通っています。きっかけは、友達に誘われたからです。算数と英語を習っていますが、「算数はやめる」とのことです。理由は、よく分かりませんが、学校の宿題が一因のようです。

中学二年生の長女は、塾や公文に通っていません。学校に7時くらいに登校して、友達と宿題や勉強をしているから。テスト前には、長男に、数学を教えてもらっていますね。

進路の相談はする

進路についても、子どもが決めます。わたしは、その学校の特徴を他校と比較しながら調べ、相談に乗るだけです。

例えば、長男が、来年度(高校二年生)から、文系か理系のクラスに分かれるんですよね。基本的に理系を希望しており、すでに大学選びを、始めているんですよ。

わたしは、受験科目や入試の方式などを調べて、選択科目でどの科目を履修するのか等の相談に乗っています。また、大学も、希望校だけではなく、同様の研究をしている大学が他にはないか等も調べて、その情報を長男に伝えています。

ただ、最終的に決めるのは、長男ですから、わたしは、選択の幅を広げているんですよね。

長女は、まだまだ先、って感じです。

テストでどんな点数でも、褒める

わたしは、中間や期末テストの点数を知りません。なぜなら、聞かないからです。ただ、それだけ。子どもが自主的に、点数を言ってきたときには、何点だろうが、褒めます。「もっと頑張れ」とは、絶対に言いません。

だって、わたしが、言えるような立場にありませんからねえ。長男は、平均で80点は超えていますから、言うことありません。逆に、「頑張りすぎじゃないか」と心配してしまうくらいです。

長女は、今ひとつですが、自宅や学校で頑張っていますから、「今以上、頑張れ」と言うのはおかしいんですよね。妻は心配して、時々、「大丈夫?」とか聞いてますけど。

そのくらいでいいんですよ。学校の勉強は。むしろ、「生きる力」を身につけて欲しいと思っていますから。

まあ、簡単に言うと、わたしが逃げ道になり、選択する道の数を増やしてあげているんですよね。

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