うつ病で入院するのは、おおいにありなんです。入院するメリットをご紹介。

以前は、精神科に入院すると、世間の目が気になるという風潮でしたよね。

でも、今は、うつ病は、「心の風邪」と言われるくらいですから、うつ病で入院するのはおおいにありなんですよ。世間の目なんか気にしていないで、入院しましょう。

今は、精神科病棟ではなく、「ストレスケア病棟」と名称を変えている病院もありますから。

生活習慣が改善される

これが一番ですかね。ぼくが6年前に入院したときは、生活と睡眠のリズムが崩れていました。

入院すると、リズムの崩れを強制的にリセットされるんですよ。だって、起床時間から、就寝時間、食事の時間が決まっていますからね。

ただ、当然のことながら、最初から、強制的にリセットされません。これは、あたりまえです。人間の生活リズムは一度崩れると、そう簡単には、戻りませんから。

例えば、夜型の人が、朝型に切り替えようとして、早起きしようとしても、なかなかできないじゃないですか。これと、同じです。ましてや、家で一人となるとかなりの苦労がともないます。

でも、入院すると、周囲に似たような患者さんがいて、お互いに「今日は、起きられた」「いやあ、眠りが浅かったんだよね」と会話になり、整えようというストレスから解放されます。

こうやって、徐々に生活のリズムを整えることができます。

運動したり散歩にも行けるんです

主治医の許可が必要ですが、外出することができるんですよね。ぼくが入院していた病院の場合、午前10時〜11時30分、午後1時30分〜4時まで外出することができました。

近くの農場や、都会とは思えない森林があり、よく、そこへ散歩をしに行きました。

主治医の許可が得られず、外出できない人は、病棟をウオーキングしている人がいましたね。100キロあった人が70キロくらいまでやせたという話も聞きました。

この辺りは、病院によって違いますから、入院する際は、よく聞いておいた方が良いですね。

まとめ

ぼくの場合は、命の確保という点から、入院をすすめられました。でも、子育てに疲れたママさんや、一時的にストレスを抱え込んでしまったサラリーマンが、短期(3日〜1週間)に入院するのもありと聞きました。

実際に、病院から出勤する人もいましたし。

入院となるとハードルが高そうに見えますが、病院によっては柔軟に対応してくれるんですよね。家で、うつうつしている人がいたら入院した方が良い場合もありますので、検討してみてはいかがですか。

ハードルは思ったよりも、低いんですよ。