夫婦別姓反対論者は「昭和の香り」がするんですよ。

ぼくは、昭和生まれです。子どもたちは平成生まれ。

ぼくは、よく子どもたちに、昭和の香りがすると言われます。なぜかって?言うことが古くさいから。

音楽や洋服のことを言うと、「父ちゃんは、昭和生まれだから」と言われます。確かにあたっている部分があるんですが、先入観ありすぎw

「明治」の香りがしてきた

ぼくたち夫婦は、夫婦別姓です。20年前に結婚するときに、決めていました。なので、ぼくは、TwitterでもFacebookでも「西村」を使用しています。

なぜ、「夫婦別姓があたりまえ」かというと、世界の常識とか言うつもりはありませんね。

結婚するまでの数十年間、その人はその姓で生きてきたんですよね。いわば、個体認識の一つの方法です。それを。結婚を機に、法律で姓を統一すると決めたのが不合理なんですよね。わかりやすく言うと、別人になってしまう。

いやあ、こうやって書いているうちに、昭和の香りがしてきました。いや、昭和ではなく、大正?明治の香りですかね。うん。明治の香りだ。

気持ち悪いですよ。正直言って。

ただ、だからといって、夫婦同姓の人たちを気持ち悪いといっているわけではありません。

夫婦同姓を強制する民法の規定が気持ち悪いんですよ。ついでに言うと、夫婦別姓反対論者の人も気持ち悪い。

家族の絆が壊れる、などなどの理由で夫婦別姓に反対を唱える人たちは、一度、我が家を見に来てください。

家族の絆が壊れるどころか、仲良くやっていいますよ。夫婦間もラブラブです。本当に家族の絆が壊れるんだったら、20年前に壊れていますよね。

何度も言います。残念ですが、家族の絆は壊れていません。

訳の分からない理由で夫婦別姓に反対する人たちは、「現実」を見ることができていない。いや、目をそらしているだけなんですよね。

夫婦同姓に反対していない

ぼくが、違和感を感じ、昭和の香りがすると言っているのは、夫婦別姓に「反対している人」なんですよね。夫婦同姓の道を選んだ人たちは、自己決定権に基づいて選択したのだから、その人たちまでも、昭和の香りがするとはいいません。し、言ってません。誤解しないでくださいね。

つまり、わたしが強烈に違和感を感じ、昭和の香りがして、気持ち悪い人たちって言うのは、「自己決定権」を認めない人たちなんですよ。

分かっていただけましたでしょうか。

分からない?分からなくて結構です。

最高裁判所がどのような判断をしようとも、ぼくたち夫婦は、夫婦別姓を貫きますから。